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図2−3−14 公開鍵の認証方式

出典:JIPDECセキュリティ対策室資料を基に作成

 

(ロ)ファイアウォール

インターネットの特徴は、インターネットに接続しているすべてのコンピュータ間で直接通信が可能である、いわゆるコネクティビティがあることにある。組織のイントラネットやLANをインターネットに接続すれば、WWW等で世界中のコンピュータに自由にアクセスできる。しかし、逆に言えば、組織内のイントラネットやLANよるネットワークがインターネットからの攻撃を受ける可能性が高いことになる。

こうした状況に対処するために登場したのが、ファイアウォール(防火壁)の考え方である。つまり、組織内部のネットワークと外部(インターネット)を接続する部分に情報の壁を設けて、外部と内部の間のアクセスを壁の部分で制限することによって、内部のコンピュータの安全性を高めようとする方法である。しかし、インターネットヘの接続の必要性上、外部からの直接アクセスに対応するサーバーやWWWなどの情報提供用コンピュータについては、ファイアウォールの外部に設置

 

 

 

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